2024.04.04

【調査レポート】男性もHPVワクチンでがん予防!7割の男性が自身への効果を「知らない」。

調査サマリー

1.HPVワクチンの存在を知っている男性のうち、約7割が男性のHPVワクチン接種が、自身にも効果があることを「知らない」と回答。

2.HPVワクチンの存在を知っている男性のうち、6割が男性のHPVワクチン接種が女性の子宮頸がん予防につながることを「知らない」と回答。

3.全体では、半数以上の男性が、子宮頸がんを予防できるHPVワクチンの存在を「知らない」と回答。

 

調査概要

・調査期間:2024年3月12日~3月12日

・調査対象:15~44歳の男性400名

・調査方法:インターネット調査

※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しています。合計しても100%にならない場合があります。

※本調査結果は、広くご活用ください。データの引用・転載時にはクレジット「PMS対策アプリ『ケアミー』調べ」を明記していただくようお願いいたします。

 

調査詳細

■男性の半数以上が、子宮頸がんを予防できるHPVワクチンを「知らない」

男性は、子宮頸がんを予防できるワクチンがあるということをどのくらい認知しているのでしょうか。

45.7%の男性が「知っている」、54.3%の男性が「知らない」と回答。半数以上の男性が子宮頸がんを予防できるHPVワクチンの存在を認識していないことが明らかになりました。

■6割の男性が、男性のHPVワクチン接種が女性の子宮頸がん予防につながることを「知らない」

では、HPVワクチンを知っている男性のうち、「男性のHPVワクチン接種が、女性の子宮頸がん予防につながる」ことを知っている人はどのくらいいるのでしょうか。

「知っている」と回答したのは39.3%、「知らない」と回答したのは60.7%。HPVワクチンの存在は認知していても、そのうち6割は、男性が接種することが女性の子宮頸がん予防につながることを知りませんでした。

HPVは、主に性行為によって感染するウイルスです。そのため、男性がワクチン接種による感染予防をすることで、性交渉によるHPV感染から女性を守り、子宮頸がんの予防につながります(※2)。

■7割の男性が、男性のHPVワクチン接種が、男性自身にも効果があることを「知らない」 

さらに、HPVワクチンを知っている男性のうち、「男性のHPVワクチン接種による男性自身への効果」を知っている人はどのくらいいるのでしょうか。

「知っている」と回答したのは32.2%、「知らない」と回答したのは67.8%。男性がワクチンを接種することで、HPVが原因となる中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマなどの予防に効果が期待できます(※2)。 自分自身の健康に影響するにも関わらず、約7割の男性が、HPVワクチン接種による効果を認識していませんでした。

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