2023.11.28

PMSの対策アプリ「ケアミー」の利用者数が60万人を突破しました

ケアミーの利用者数が60万人を突破したことをお知らせします

ケアミーは2020年5月にサービスを開始し、利用者数は2021年5月に4.5万人、2022年6月に30万人、2023年11月に60万人を突破しました。

ケアミーは、独自開発した予測モデルを用いて、利用者のPMSの症状を分析し、これから起こる不調を予測する機能を有しています。これにより、利用者は自身のPMSを理解し、適切な対策を取ることができます。また、PMSによる体や心の変化をLINEでパートナーに共有することもできます。多くの女性とそのパートナーから、これらの機能に対して満足の声をいただいており、アプリストアの5段階評価では4.6という高い評価を獲得しています。

「ケアミー」とは ー PMSの対策アプリとしての新たなアプローチ ー

 ケアミーは、生理前に体や心に不調が起こるPMSの対策に特化した、産婦人科医監修のアプリです。利用者の過去のデータをもとに、PMSによる不調を分析・予測します。また、PMSによる不調をLINEでパートナーに共有することができます。

 多くの女性が直面している月経困難症(生理痛)やPMSなど、女性特有の健康課題は生活の質(QOL)を著しく低下させることがあり、日常生活にも支障をきたしています。さらに、経済産業省の調査によれば、これら月経随伴症状による労働損失の額は年間で4,911億円にも上ることが判明しています(※)。働く女性の数が増える中、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決するフェムテックの重要性は年々高まっています。

 これまで女性の健康課題に対応するアプリとしては、「生理管理アプリ」が主流でした。これらは生理予定日や排卵予定日の予測、生理周期の把握、避妊や妊活などに役立てられてきました。しかし、月経随伴症状の中でも、PMSに関する認知度は依然として低く、多くの女性が無自覚に悩みを抱えています。このような状況の中で、ケアミーは生理の管理ではなく、PMSの予測と共有という新たなアプローチで女性の健康課題の解決に取り組んできました。

※ 経済産業省「健康経営における女性の健康の取組について」平成31年3月

「ケアミー」の2つの特徴

1.PMSの予測機能 ー「PMSのせいで仕事やプライベートに支障がでる」という悩みを解決ー

 ケアミーの予測機能は、利用者が入力するデータ(気分の変化、身体的な症状、生理周期など)を独自の予測モデルで分析し、いつ、どんな症状が、どのくらいの頻度で起こるのかを予測して利用者にお知らせします。これにより、「PMSで仕事やプライベートに支障が出る」という悩みを解決します。

【利用者の声】

・不調のピークがいつ来るのか分かるので、翌週の仕事の調整やスケジューリングに役立ちます!また、以前はわけも分からずイライラしたり落ち込んだりしていましたが、今は事前に心の準備ができるので気持ちが楽になりました。(26歳・女性)

2.PMSの共有機能 ー「自分からは伝えづらく、パートナーにPMSを理解してもらえない」という悩みを解決ー

 ケアミーのペアリング機能は、PMSによる利用者の体や心の変化をLINEでパートナーに共有します。産婦人科医監修の基礎知識も通知されるため、パートナーのPMSに対する理解も深まります。これにより、利用者の「自分からは伝えづらく、パートナーにPMSのことを理解してもらえない」という悩みを解決します。

【利用者の声】

・生理前のイライラしがちなタイミングをケアミーが彼に通知してくれるので、私が言葉で伝えなくても察してくれるようになりました。険悪なムードになることも減ったので、ペアリング機能を使って本当によかったです!(23歳・女性)

・毎月、彼女が生理前になると、イライラしたり泣いたりすることが多く、どのように接すれば良いか困っていました。しかし、ケアミーを使い始めてからは、彼女の状態や対策方法をLINEでケアミーが教えてくれるので、スムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。(28歳・男性)

今後の展望

 ケアミーは、独自開発した予測モデルを用いることで利用者一人ひとりのPMSに寄り添うサービスを提供してきました。私たちは、今後も1000万件を超える生理周期やPMSに関する豊富なデータを活用し、さらに価値あるサービスを展開していきます。また、生理、妊娠・不妊、更年期など、女性が直面する健康課題への啓発活動を、メディアや医療機関と協力しながら強化していく予定です。ケアミーは、女性の健康への理解を深め、日本社会のウェルビーイングを向上させるため、これらの取り組みを着実に進めてまいります。